よけいな
はなし

事故

研究の趣旨

 私は物理学者と自負しているものです。しかし、大学しか出ていません。また、大学の研究室に残った訳でも
ありません。ですから社会通念的には素人です。(立教大学、理学部、物理学科卒)

 物理学と云う学問は、物質の内部構造を調べたり、物質間の関わりや物質の運動等を探求する学問です。
誰でもご存知の様に、ガリレオやニュートンから始まったこの物理学は、20世紀に入り相対性理論や、量子力学
を生み出し、飛躍的進歩を遂げました。20世紀の科学技術の目覚しい進歩はこの、物理学に寄与するものが大
です。

しかし

 この、物理学は、ネバダで有史以来最初の、核エネルギーの大規模な開放を生み出し、物理学者に新たな
課題を突きつけたのです。

それは

 「この超大量殺人兵器を、いかにしたら、人類に使用させずにすむか?」

   と云うものです。最初の2発は不幸にも物理学者の願いもむなしく、殺人に使用されてしまいました。現在
のところ、戦争には物理学者は無力です。
しかし、その威力のすごさは、人々に、2度と使わせてはいけないと云う意識を持たせた事は事実です。
 そこで、現在では「抑止力」と云う概念で、なんとか使わせずにすんではいるものの、インド、パキスタンで
見られるように、核の拡散をふせぐ事は本質的には不可能なのです。ノーベルもダイナマイトを発明した時「これ
で戦争はなくなる、何故ならこのような、大量殺戮兵器を双方が所有すれば、互いにけん制しあって戦争出来ない
はずだ」と思っていたのです。しかし、事実は皆さんのご存知のとうりです。抑止力と云う概念は、確かに効果が
ないわけではありませんが、軍拡競争を生み出し、いつまでも、人類から不安を取り除く事は出来ません。

そこで

 ノバート・ウイナーは「科学の本質には善悪がない、すべては、それを使用する人間の倫理観にゆだねられて
いる。だから科学の進歩に比例して、人間の心の進歩が、絶対的に必要だ」と言っているのです。
しかし、皆さんもご存知のように、人間の心が進歩していく気遣いはありません。

なぜ?

 それが、私を突き動かした、動機です。物理学者に突きつけられた第2の課題は、現在独立した研究機関は
ありません。(私的な機関はないわけではありませんが)そこで、私はこれを自分のライフワークに設定して単独
で研究をはじめたのです。いってみれば、人間の心の物理学的考察です。その為には「善悪」と云う概念
を取り除いて考えなければなりません。何故なら「善悪」と云うカテゴリーは正確な集合を作る事が不可能だから
です。ご存知のように、集合を作れない理論体系は必ず矛盾するのです。

そんなわけで

 私は思考を繰り返し、その思考に必要な情報を収集し、ついに結論に到達したと自負しております。しかし困った
事に、発表する手段がなかったのです。人々の中に深く浸透している「常識」は私の意見を理解する為の大きな
さまたげになります。そこで良いタイミングでインターネットと云う、個人が世界に発信できるアイテムがあったので
このように、ホームページを作って発表しているしだいです。

ですから

この問題は日本に限ったものでは、ありません。出来れば、全世界に発信したいのです。その為には、言語の壁があります。もし、これを、見ている方で、翻訳をしても良いと、お思いの方は、ずうずうしお願いですが、よろしく

お願いします

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