よけいな話U

 アドレナリンやノルアドレナリンはアミンと呼ばれる猛毒の神経ホルモンです。人が恐怖すると、アドレナリンが分
泌されます。そして、アドレナリンが分解されるまで恐怖心は続くのです。一方ノルアドレナリンは、怒りで分泌されま
す。あるアメリカの心理学者の実験では、ノルアドレナレインを注射した被験者は、周囲の状況で、2種類の異なっ
た反応が観察されたそうです。隣の人が、ぶつぶつ文句を言っていると、やはり、被験者は一緒に怒っていたそうで
す。しかし、そこの、部屋の状況を、楽しそうな雰囲気にした場合は、ノルアドレナリンを注射された被験者は、陽気
になったそうです。すなわち、ノルアドレナリンは周囲の状況によっては、2種類の異なった反応があるようです。
但し、実験のシチュエーションにやや疑問がある為、私は多少疑っています。

この事を念頭において

 血液占いの話ですが、これは日本の犯罪捜査に関わっていた先生が、血液型で犯人像を絞り込む目的で、開発
した手法が元になっています。そこには膨大な資料の分析があるので、充分信頼に足りるものなのですが、これが
人気をはくしたため、占い師が便乗して、なにやらあやしげな方向にいってる感じがしなくもありません。
占いと云えば、信じるか信じないかの二者択一になってしまうのが普通です。しかし大もとは、純粋な科学的思考か
ら発生したものですから、そこのところを、もう少し大切にしてもらいたいものです。

ところが

 ある医者の先生が、信じない派に乗っかって「人間の性格は脳内物質に依存するので血液の種類で性格が決ま
る、と云うのはありえない」と断言してしまったのです。「医者と云えども科学者のはしくれなら、断言はないだろう!」
と思わず、テレビに突っ込みをいれてしまいました。

そこで

 私の仮説を披露したいと、思ったのです、決してこれが正しいとは言いません。例えばこの様になんらかの、仮説
をたてる、余地がありはしないかと云う見本を提示してるにすぎません。科学は断言をしてしまえば、そこで進歩は
終わりです、特にこのような、おおもとの観察結果にかなりの信憑性がある場合はなおさらの事です。

能書きは

このくらいにして、本題に入ると、先ずアドレナリンやノルアドレナリンの分解に注目して見ます。当然これらの神経
ホルモンは体内に分泌されてから、徐々に分解していく訳です。そしてその分解は血液やリンパ液が関係するはず
です。そこで、A型の血液はノルアドレナリンを分解しやすいが、アドレナリンは分解しにくいと、仮定します、そして
B型の血液はアドレナリンを分解しやすいが、ノルアドレナリンは分解しにくいのではないかと考える訳です。
当然O型は両方分解しやすく、AB型は両方分解しにくいと、考えるわけです。そうすると、O型は恐怖や、怒りに
淡白な性格になり、A型は恐怖心をいつまでも引きずるタイプになり、B型は怒りをひきずる、叉は精神が興奮
しやすい性格になると、考えられるのです。そしてAB型はどちらも引きずるので、自分でも良く解らない性格になる
と考えて見るのです。

これはあくまでも

一つの例です、むやみに肯定、あるいは否定をしないように、心がけたいものです。ちなみに、血液に限らず占い
も、迷信で片付けられない、なにかがあるようでもあります。そこで提言ですが、例えば、心理テストの様な、アンケ
ートの様なもので、性格判断をして、その性格から生年月日を導き出せたら、占いの信憑性も格段にあがるのでは
ないかと、思うんですが・・・・。 どうでしょう、このアイディア?

 
     
     
 

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